大村洋子
大村洋子大村洋子

教育福祉常任委員会他都市調査 報告書①

10月23日~10月25日まで市川市、広島市、西条市に視察にいきましたので、その内容をまとめました。

3回に分けて記載します。

なお、10月24日に書いた小中一貫校の記事と重複しますが、こちらの方がより詳細です。

小中一貫校についてお考えの方の参考になれば幸いです。

 

【千葉県市川市 塩浜学園の小中一貫教育の取り組みについて】

・塩浜学園は小学校と中学校が隣同士にあり、学校規模も過大ではなかった。そのような理由から小中一貫校が行いやすかったと言える。

・学区外からの登校はバスの児童もいる。2キロ以内であれば中学生は自転車通学をしている。

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・来年2020年7月に新校舎が完成し9月には児童生徒が移動する。

・現在1年生から6年生までは単クラス、中学1年生にあたる7年生は3組、8年生は3組、9年生は2組。全生徒数は356名。

・中学1年生にあたる7年生は現在5校の小学校区から来ている。

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・塩浜学園は千葉県ではじめての小中一貫校 2番目は成田市にもある。

・児童生徒の中にはスーダン、韓国、中国、フィリピンのこどもたちもいる。日本語がわからない子もいるが、外国語翻訳アプリなどを使って工夫して授業をしている。

・塩浜学園の6年生は7年生になる際に卒業式ではなく「前期修了式」を行っている。しかし、現在は過渡期のため「前期修了式」があるがゆくゆくはなくなる。一方、他の小学校から来た生徒は1年生と7年生の入学式があるという。

・管理職は校長が2人、副校長1人、教頭1人の4人体制。

・はじめの頃はスムーズにいかないこともあったが、今では小中の先生方がお互いに分かり合えている。

・図書室には常駐の司書が1人いる。月、水、金と週3回の司書もいる。

・1年生から4年生はstart/small・Sブロック、5年生から7年生はmiddle/medium・Mブロック、8年生、9年生はlast/large・Lブロックとなっている。

・5年生から教科担任制となり部活動に参加する。

・「塩浜ふるさと防災科」という特別な教科がある。

・5.6年生は後期課程に合わせて50分授業を実施している。

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・外国語の授業では4人のティームティ―チングを行う時もある。

・人数が少ないため部活動が成立しない場合がある。そのため5年生から部活動に参加しているという向きもあるようだ。

・市費で先生を増やしている。

・生徒会活動に5年生からかかわりをもつ。

・行徳高校が隣接しているため高校生との交流も行っている。

・1年生と9年生など異学年交流も行っている。

・先生方は1年生から9年生までを見通した教え方を意識している。

・児童生徒の意識の変化としては 中1ギャップの解消が図られてきているという。中3の生徒が小3の児童の手をとって登校する姿も見かける。

・1年に2度「青空給食」があり、縦割りでお弁当を食べてコミュニケーションを図る。

・体育祭や合唱祭なども9学年で行う。

・1年生から6年生は10分くらい離れたところにある「スパ」に行く。

塩浜ふるさと防災科

・義務教育学校では、設置者(市川市)の判断で、教育課程の特例を設置することができるため、9年間を貫くカリキュラムとしての教科の創設や、変更が容易になった。

・学年及び小中学校段階の指導内容の前倒しや入れ替え等も設置者の判断で可能となり、特色ある教育課程を独自に編成することができる。

塩浜ふるさと防災科とは

各教科、領域等で身に付けた力を活用して、質の高い学びを創造する教科として、教育課程の中核に位置付け、推進している。

目標

ふるさと塩浜の歴史や自然環境に触れて理解を深めたり、自然災害発生を想定し、それに備えて地域の方々と協力しながら自ら考え自ら選んで活動したりすることで、地域に誇りや愛着をもった思いやりのある豊かな心と、自主的に問題解決を行う、たくましい生き方を育む。

ふるさとに関わるもの 人間としての生き方に迫る 地域への理解と愛着を深める

防災に関わるもの  防災リテラシーを身に付ける 科学的理解を深める

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