大村洋子
大村洋子大村洋子

墓参り

懸案事項になっていた印旛霊園の墓掃除。

前回、行ったのが2013年4月4日だったので、実に11年ぶりとなった。

「次回行く際には歯磨きブラシを持っていく」とメモにあるので、それを実行して、墓石の「大村・・・」のところに水をかけてごしごしこすった。

墓石両側の樹木も伸び放題だったのでかなり短く剪定した。芽吹いた葉もあわせてほぼ坊主状態になった。致し方なし。次に来るのは3年後か、5年後か、わからないから、刈り込んでおく方が無難である。

「生きてる人間が大変なんだ、悪いけど、そんな、しょっちゅう来れないよ。」父と母にはいつも心の中で叫んでいる。

最近は、といっても一昨年くらいからだが、叔父の面倒もみないといけなくなった。現在、叔父は認知症で介護度5である。ベッドで寝た切りの人の面倒があるから、墓に入った人たちは後回しだ。

それでも5月5日この日は母の命日でもあるが、何とか墓石前に立つことができた。

前回も同じような構図で写真を撮ったが、その際に私の横の何も写ってないところにデジカメの顔認証サインが出たと息子が言った。父か母でも来ていたのだろうか。今回はどうだったのか。

私はこう見えても、史的唯物論者を自認しているのだが。