大村洋子
大村洋子大村洋子

目指すものはかなり遠くにあるのだから、1局面だけ捉えて一喜一憂していられないのである。たまには凹むけど・・・。

私は2003年にはじめて市議選に出馬する際に、「市民生活相談室長」という肩書を名刺に書き込んだ。それは市議会議員になってからも久しくそのままにしていた。はじめの頃は生活保護の受給の支援をずいぶんたくさんおこなった。なので、生活保護制度については机上で勉強するより先に、実践で具体的に事にあたってきた、いわゆる「ケーススタディ」ってやつだ。

生活保護制度は憲法25条の生存権に土台を置くなんてことも後になって知ったことだ。

とまれ、私の相談活動は生活保護の受給支援にかなり力点が置かれていたために、困窮者支援ということが軸になっていた。

しかし、最近は生活困窮も変わらず多いが、人間関係、特に家族間の関係性に悩みをもつケースが多い。離婚、相続などで、関係者の中にはメンタル疾患の人が必ずと言っていいほど存在する。鬱の人も多い。

アルフレッド・アドラーは悩み事はすべて人間関係に由来すると言っている。であるならば、人間関係の中で解決していくしかないのではないか。否、解決とまでいかなくとも、コミュニケーションを通じて回復していくしかないのではないか。

たった1人でも良いので、その人をこの世につなぎとめる人物がいればいいのだ。

政治は何が出来るのか。

政治は上部構造なので、本質的には下部構造の経済を変える必要がある。

今だけ、金だけ、自分だけの社会が人々をいたぶっているのだから。

対症療法に全力で立ち向かいながら、同時に根治療法を見据える。

私がやっているのはそういう活動。

第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」に乗る。
背景は原子力空母「ロナルド・レーガン」

なぜ、日本の中に外国の軍隊がいるのだろうか。私はそれを認めない立場でこれからも活動する。

生活相談活動も基地撤去の活動も両方大事。