大村洋子
大村洋子大村洋子

2024年度に向けて予算要望書を提出

毎年行っている共産党市議団としての予算要望書の提出。私が団長になったのは3期目に入ってだから、2015年からである。当時、市長は吉田雄人氏だった。私は予算要望書を市長の方に向けて長方形に渡そうとしたら、吉田市長はこの方が良いですよとお互いが長い辺を持ちながら渡すやり方を促した。なるほど、その方が写真的にも様になる。駆け出し団長の私は所作一つにも効果的にふるまうことの大切さをその際学んだ。

上地市長への予算要望提出は今回で7回目となった。今回はねぎしかずこ議員からバトンタッチしたふじそのあき議員がお目見えした。毎年、初夏くらいにはぼちぼちと準備に取り掛かるのだが、今年は遅れに遅れた。9月定例議会中もほとんど予算要望作成には着手できず、結果、議会が閉会した後に、あたふたと作成へとこぎつけた。それでも昨年よりも項目は増え、全75項目となった。

2024年度予算要望を市長に提出

井坂しんや議員や根岸峰夫議員が団に居た頃は予算要望書作成のために泊まり込み合宿型で議論し作成したものだが、今はそのようなことはない。時間を捻出するのが難しいというのが主たる要因だ。私は市議になる前から予算要望書作成に関わってきたが、当時の作成時の缶詰状態と言ったら、かなりきついものだった。頭のスタミナがないため長時間の論議はいつも集中力を欠いていた。しかし、やはり市政全体を俯瞰的にみていく観点はこの予算要望書の作成で培われる。私は日本共産党市議団は「総合商社だ」「デパートメントストアだ」と思っている。つまり「よろず屋」だ。すべてを考えすべてに責任をもつ。特に横須賀というまちは決定的に他のまちとは違う。「基地のまち」だから。

そんな「基地のまち・横須賀」の日本共産党として引き続き頑張る。予算要望書は「頑張る宣言」でもあるのだ。

初めて参加したふじそのあき議員も
積極的に市長と懇談した