貝山地下壕視察
先日、都市整備常任委員会として夏島町にある貝山地下壕の視察へ行った。
今年2021年、6月からルートミュージアムのサテライトの1つとして開放されることになる。
誰でもいつでも自由に見学できるというわけではなく、登録のある4つのガイド団体に予約を入れて同行してもらう必要がある。
貝山地下壕は2011年の東日本大震災のときに崩落が起こり、長らく人が入れない常態になっていた。
しかし、補強工事を行い、内部に電灯を入れ、130mの区間の見学が可能となった。
私はもう、かなり前になるけれど、崩落前のまだ、入れる常態だった頃に1度見学したことがある。もう20年くらい前かなぁ。
そのときから、今に至るまで、貝山地下壕には特別の思い入れがある。
横須賀市にはこんなに大きな長い、未知の地下壕がある。これはしっかり調査して多くの人々が体感し平和教育の場にするべきだと強く感じてきた。
貝山地下壕はA地区、B地区、C地区と3つの地区割があり、今回の開放はB地区の一部分だ。
他に比べ壕が狭く130mだけではあるが、会議室やトイレ、食事場などがあったとされるエリアとなっている。下の写真はカマド跡。
横須賀市夏島町、浦郷町は海軍航空の拠点としての歴史もあり、短い時間ではとうてい学びきれないと痛感した。
議員団としても視察に来たい。ガイドさんからじっくりとお話を伺いたいと思った。
市内外からたくさんの方々にも訪れていただきたい。