大村洋子
大村洋子大村洋子

猿島3億円トイレ 追記

もともと、2つの観点で書くつもりでいたのに、いつのまにか趣旨が違ってしまっていた。昨日のブログをアップして後に、そういえば・・・一番大事なことを忘れていたぞ。

22万人集まる猿島のトイレ事業を改善する抜本策はどうするのか?

それは、3月24日定例議会最終日の反対討論でねぎしかずこ議員が発言した通り、私たちとしては「仮設トイレでしのぐ」という提案ということだ。これでは抜本策とは言えないという声が聞こうえそうだが、それは前号のブログでも展開した通り、そこまで集客する必要はないのではないかということだ。それで、猿島の在り方、そもそも論へと深堀りする必要が出てきたというわけで、そちらの方を前号では展開した。

3億円というとすごく大きな額だ。

内訳をひもとくと、なるほどそういうことで、この額かと理解が出来るが、理解が出来るからと言って、納得できるかというと、そこはまた段階が違ってくる。やはり市民の感情だ。1年間以上に渡って自粛生活を強いられ、職場や営業を縮小、あるいは失業、停止、廃止となり暮らしが厳しい、気持ちが落ち込んでいる方も少なくない中、トイレ増設に3億円と言うのは市民感情から大幅にズレている。とうてい賛成はできない。もっと医療や福祉に最優先、これがスジでしょうということになる。

市長は驚き呆れ激怒したという。その感性を貫いてほしかった。

春の花2020年 (10)