大村洋子
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大村洋子3期目へー⑱ 市内街頭駅頭で訴えている演説内容をそのまま掲載

御近隣のみなさん、こんにちは。

2期8年間、市議会議員を務め、今度は3期目を目指します、日本共産党の大村洋子でございます。

引き続き議会で働かせていただけますよう、大きなご支持ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 私は、2期8年間、議会の中でも外でも全力で頑張ってきました。議会の外では、特に相談活動に力を入れ、日常的に市民のみなさんからさまざまなご相談を受けてきました。その中で、市民のみなさんの暮らし向きがとても大変だということを実感しています。

 今、「アベノミクス」でいくらか好景気への兆しが見えているようなことが言われていますが、とんでもありません。私の受けた相談では、電気もガスも止められ寒くて暗い家に障害をもった息子さんとご夫婦の3人で住んでいるという家族がいました。市役所に相談に行ったが、窓口で断れ、それっきり我慢してきたという方々でした。

一握りの株を持っている人だけが喜ぶような今の「アベノミクス」、働く人の賃金が少しばかり上がったとしても、物価はさらに上がり、消費税は8%になり、結局は市民の暮らしは苦しくなるばかりです。圧倒的大多数の国民の暮らしは良くなっていません。私はこんな政治に我慢がなりません。

私は、お一人おひとりの市民の悩みに寄り添い解決のために力を尽くしていくのはもちろんですが、日本共産党の市議会議員として、国政、県政と連携して今の市民いじめの政治を変える地方議員の一人としても、全力を尽くしてまいります。市の施策が市民生活の防波堤になるよう、暮らし、福祉、医療、教育、子育て充実に全力で頑張ります。

この間、中学校給食の実現のための運動が市内で大きく広がりました。昨年の市議会第4回定例会ではお母さん方が中心になって3万950筆というたくさんの署名が集められ請願が議会に寄せられました。全国では8割を超える自治体で取り組まれている中学校給食を横須賀でもぜひ実現させたいというものです。私も教育福祉常任委員会の中で積極的にこの請願に賛成の立場で質疑を交わしてきましたし、採決の際には本会議場で賛成討論も行いました。私が中学校給食にこだわるのは、子どもの貧困がますます深刻になっている現状があるからです。今、全国で子どもの貧困は6人に1人と言われています。横須賀では小学校、中学校で就学援助を受けている児童生徒の数は5人に1人以上になっています。中学校給食が行われれば、就学援助の対象になりますので、必ず経済的に困窮しているご家庭にとっては大きな支援になると思います。他都市で行われていることが、横須賀で行われていないということでいいのか、私はこのことは一刻も放置してはならない問題だと思っています。ですから、私は横須賀でも中学校給食を実現するために全力を尽くします。趣旨は了解するが、では財源はどうするのかというご意見があります。私は、財政調整基金を提案します。横須賀には、家庭で言うところの貯金のような何にでも自由に使える財政調整基金というお金が約130億円あります。これは総額でも市民1人あたりでも、神奈川県で一番です。断トツで一番です。お金がないのではなく、やる気がない、私はそう思います。市民の要求の強さ、運動の粘り強さとしっかり連携しながら、新たな議会においても、引き続き全力で頑張って必ず実現させてまいります。

さて、集団的自衛権行使の具体化策動が、急ピッチで進められています。日本が攻撃を受けてもいないのに、自衛隊が地球規模で海外へ行き戦闘地域で活動できるように法律を変えようとするものです。

先日、防衛大学校を卒業した幹部自衛官だった方とお話する機会がありました。彼はもう自衛官の仕事は辞めていますが、今でも時折当時の仲間と会って話をするそうです。その際には今の安倍政権の集団的自衛権行使の話になるそうで、仲間はみんな、今の安倍首相の乱暴なやり方に危機感を持っていると言っていました。

多くの自衛隊のみなさんは、専守防衛の日本にあって、まさか海外へ出て行ってたたかうなどとは思ってもいないと思います。東日本大震災でも広島の土砂災害でも、汗みどろになって支援に入って、現地の方々、日本中から感謝された自衛隊のみなさんを、殺し殺されるような場面に遭遇させることなどできません。

黙っていれば、危険な動きがますます強まり、若者の命が奪われかねません。侵略戦争に身体をはって反対してきた歴史をもつ私たち日本共産党はこのような安倍政権の危険な動きにストップをかけるため全力で頑張ります。70年間憲法9条の下に平和な日本が築かれてきました。子どもたちに平和な日本を渡しましょう。

みなさん、今の危険な安倍政権にストップをかける日本共産党を地方から大きく伸ばしてください。私、大村洋子を議会で働かせてください。ご支持ご支援をどうぞよろしお願いいたします。

12015年市議選