大村洋子
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大村洋子3期目へー④ 沖縄のたたかいに横須賀からがっちり連帯したい

昨年の夏、沖縄へ視察研修に行きました。私が指差しているのは、普天間基地です。小さくて良く見えませんが、彼方にはオスプレイが何機もいました。

第12回全国地方議員交流会in沖縄 (138)

普天間基地は世界一危険な飛行場と言われ、これは時の政権も認めてきたことで、だからこそ、「負担軽減」と言って、辺野古へ「移設」しようというわけです。世間の多くは、マスコミの多くも移設と平気で言いますが、これは単なる移設ではなくて、基地機能の強化であり、「新基地建設」なのです!海に面して飛行場をつくることで、海兵隊の基地も造ろうというのですから、移設にかこつけた機能の強化、拡充以外のなにものでもありません。

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翁長沖縄県知事が公約守ろうと、頑張っています。基地を抱える自治体が、当たり前のように住民の声を代弁して、基地建設にノーを言うと、中央政府がどのような態度を取るのかということが、この間の沖縄への安倍政権の酷い仕打ちを見ればはっきりします。「地域主権」だ「地方創生」だと言っても、結局お上に立てつく者は容赦なく従わせるということです。

第12回全国地方議員交流会in沖縄 (257)

私は神奈川や横須賀も同じように米軍基地を抱える自治体として、沖縄は他人事ではないなと思います。沖縄のたたかいは憧れです。

市議会の中で何度も、安保や地位協定や、集団的自衛権、特定秘密保護法のこと、米兵犯罪や米軍人、軍属の住居や水道減免の不公平さなど、あらゆる角度から取り上げてきました。時の市長はどの市長も、外交・防衛は国の専管事項と言います。しかし、住んでる横須賀市民にとっては、身近な問題なのです。とりわけ、原子力空母の安全性問題は、そうそう悠長になどできない問題です。

今回、県議選で横須賀から日本共産党の井坂しんや県議会議員の議席を獲得することができました。このことは日本中の基地のまちの住民に、そして沖縄へも大きな激励になったのではないかと思います。そして、一番末端の市議会においても、日本共産党の議席は自分で言うのもなんですが、大事な議席だと思っています。

沖縄のたたかいに呼応できるような、そんなたたかいを横須賀でもつくりたいなといつも思っています。

改選後の横須賀市議会で、引き続き沖縄に顔向けできるような質問を行っていきたいと思っています。