大村洋子
大村洋子大村洋子

2025年9月定例議会・一般質問 気候危機対策待ったなし!横須賀市の環境政策に期待する。

日本共産党は1日に井坂直議員が2日にはふじそのあき議員が一般質問を行った。今回の2人の質問に共通するのは気候危機への対応である。2人の議員は違った視点で問題提起を行った。横須賀市として石炭火力発電、それに関連するCCUS(CO2の分離回収設備)の実効性への認識はどうなのか、そして再エネ推進とはいっても、自然や景観を壊してまでメガソーラーを放置するのはいかがなものか。ゼロカーボンシティを宣言した横須賀市に対して正面から指摘と提案をした。

私たちは常々、横須賀市のゼロカーボンへの本気度はいかばかりかと疑念すらもってきた。今年度になって経営企画部の中の都市戦略課からゼロカーボン推進担当課が分離独立した。そして、今回の一般質問自民党の南議員の質問によって、来年度から環境政策の部門が新たに立ち上がるという方向性が示された。これにはひとまず、うなずき、期待感を覚える。

環境施策に腰を据え、総合的に政策を打っていくという発想が上地市政は弱かったと思う。元々横須賀市には「環境政策部」があったが、再編されてしまい、環境への政策部門が深化されずじまいで、大枠の市政全体のプランに希釈されてしまった感が否めない。これまで、私が扱ってきたアスベストやPFAS,土壌汚染の問題にしても調査や手法、データや分析だけではなくて、もっと大きな視点で思想、哲学の観点、歴史的な経緯や世界の動きも含めて考察する必要があると思ってきた。もっかのところ、問題意識を持っている「化学物質過敏症」についても広い意味では環境のカテゴリーに入ると思う。

今回、ふじそのあき議員が取り上げた「メガソーラー」などはみどりの保全、治水や災害対策、他都市の事業者が容易に設置できる規則の緩さ、景観の問題など総合的な観点がどうしても必要だ。メガソーラー規制への条例の検討を市長は明言した。これで、良かったといって終わりにしてはいけない。多岐に渡る環境部門の施策、政策に対して私たちは今後も積極的に関わり続けていきたいと思っている。

今夏、田浦地域のメガソーラーを視察し、市議団は異様な景観を実感した