9月定例議会 一般質問を中心に議会報告を発行
前回の204号、今回の205号と続いて「みんなの家」の出前トークの話題を書いた。一般質問でも直接市長にこの時、市民から聴いたご意見を伝えた。そして、このまま行ったら前市長と同じように「FM戦略プラン」も失敗するよということを匂わせて指摘した。
煎じ詰めれば、「まちづくり」だと思う。「まちづくり」を市民と行政がどれだけ胸襟を開いて本音で語りあい、将来、未来の横須賀を展望し、次世代に渡せるかそういう発想がなくて、ただ、人口減少だからとか施設の維持管理にはお金がかかるからコスパの悪いものは縮小廃止、こんなことを利用している人々の感情を抜きに言ったら、噛み合わないのは当然なのだ。それを吉田市長の時にさんざんやって失敗しているはずなのに、教訓が活かされていないのだ。
天神島ビジターセンター
市民活動サポートセンター
坂本コミュニティセンター
追浜小学校
万代会館
これらは「廃止」「移転」「統合」の案が出されたが、全部ひっくり返った。
すべて市民から請願、陳情、アンケート、パブコメで当初の市からの提案が成就することはなかった。
その教訓を忘れてしまったのか。嘆かわしい。
やるべき時はやる、大ナタを振るうことも時には必要と思っているなら、それは間違いだと思う。
私は「まちづくり」はプロセスだと思う。結果オーライ、5年10年30年・・・・後、結局あの時の決断は良かったそう思われるに違いない、そう思っているなら、市民軽視だ。今、暮らしている市民の生の声を反映させて、一緒にこれからの横須賀市を作っていく、そこに立脚しないで、どこに立つというのか。「住民自治」「市民が主人公」その軸がなければ本末転倒だ。
出前トークに集まった市民