参議院選挙 戦争か平和かー日本の進路が根本から問われる
今日、志位和夫委員長による「参議院選挙勝利・全国総決起集会への幹部会報告」があった。
「ロシアのウクライナ侵略と日本共産党の立場」という項目では①基本姿勢②核兵器問題③綱領の世界観④覇権主義を許さない党の歴史と綱領に確信をもつ点が具体的に展開されとてもよくわかった。
「戦争になっているのはウクライナにも原因がある」という「どっちもどっち論」があるが、日本共産党は国連憲章と国際法を守るという基本姿勢に立って考えた場合、現にロシアがウクライナに攻め込み多くの無辜の人々が犠牲になっている現実を見た際にロシアの蛮行、侵略に断固として抗議し中止を呼びかけるという立場に立つ。これは当然のことだ。
目の前で殴り合いのけんかが行われたいたら、誰もが止めろよと声を上げるだろう。それと同じだ。
他方で、こんなことだから、やっぱり強い軍隊が必要、核兵器を考えようと言い出す輩が登場し始めた。そして憲法九条を変えるようと鼻息を荒くしている。軍事には軍事をという考えは紀元前のハムラビ法典じゃあるまいし、時は21世紀、人類は賢さを蓄積しているはずだから、この際、学びを生かそうじゃないか。紀元前の戦争は局所的だったが、核兵器の使用は地球と人類の破滅を意味することになるので、絶対に許されない。
「敵基地攻撃」などと軽々しく言う人々に政権を任せていて我が国は大丈夫なのか。選挙で日本を変える。このままでは希望を持てる日本とは言えないから。
https://www.jcp.or.jp/web_download/202202-JCP-gimon.pdf