大村洋子
大村洋子大村洋子

横須賀平和船団/非核市民宣言運動・ヨコスカ 新倉裕史さん「空母いずも」学習会

横須賀市産業交流プラザにおいて横須賀平和委員会・神奈川県平和委員会の共済で行われた。

余裕で到着するはずが、道路が大渋滞で乗っていたバスが進まず、会場には25分くらい遅れて着いた。

いずもだけでこんなに展開するかというくらい内容が盛りだくさんで、聴きごたえがあった。

 

自衛隊をどう見るか?市長は共産党は「自衛隊罪悪論」と言う。罪悪論というよりどちらかというと、今のご時世=米軍と一体となって海外で戦うことを強いられる状況では、率直に言って不本意だろうなぁと思う。

 

息子が小学生の時にPTA活動をやって、一緒に活動をおこなったお父さん2人が現役自衛官と元自衛官だった。2人とも気さくな方々で、すぐに打ち解けてたまにはお母さん方も含めみんなで飲み会をしたこともある。そのイメージがあるから私の中には何か自衛隊に対する偏見のようなものはないと思う。ただ、今の自衛隊は国防と言いながら、米軍と一体となっているじたいで、1人1人の自衛官がどうだということではなくて、存在じたいが憲法から逸脱していると思う。

今年の防衛大学校の任官拒否者は72人。これは卒業生479人の15%となる。少ない数ではないと思う。この数をどう見るか。「理想と現実の乖離」か?

他方で18歳22歳の青年の個人情報を収集してリクルート活動もしているようだ。横須賀市も個人情報の提供をしている。

国防の名のもとに日米合同演習が行われ、湯水のように金が使われるが、コロナ禍の中で医療病床が削られ、高齢者の医療費も2倍化。使い道が違うでしょと言いたい。

 

新倉さんは平和な社会を作るために自衛隊の現状に学び、思いをはせ、歩み寄ることが大事と説いている。私にはそういう観点が希薄だなと思った。

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