Friday For Future 未来のための金曜日 気候危機アクション
昨日は全世界同時アクションとして気候危機を打開するための行動が行われた。
もともとスウェーデンのグレタさんがはじめてそれが全世界に広がった。
横須賀では、このまま稼働すれば1年間のCO2排出量が神奈川県全体の1割になると言われている久里浜の石炭火力発電所建設中の現場前で行われた。
ひとり一人が掲げているのは「気候危機見て見ぬふりはもうできない」のプラカード。
経済や政治の世界の研究者たちは「資本主義の限界」を説いて久しい。トマ・ピケティ氏が「21世紀の資本論」で格差拡大を系統だてて告発したのは2013年だった。その後も格差は収まらない。
そこへ来てコロナ禍である。新自由主義は社会の弱い部分へ襲いかかり、容赦なく痛めつけている。幸福を目指す前提が崩壊している。
私は久里浜の石炭火力発電所建設は「今だけ、金だけ、自分だけ」の最たるものだと思う。
生産手段の社会化が現実のものとなっていない中で、企業は利潤追求を至上命題にする。
私はJERAの説明会に行ったことがあるが、彼の人々はロボットではないかと思うほどプログラムされていた。
趣味に興じ、家族とだんらんを過ごし、人生を享受しているだろうが、仕事は仕事と割り切って、あるいは割り切るという自覚もなく、プロジェクトを進めているのだろう。
私はそういうシステムが資本主義なのだと思う。良いとか悪いとかではなくて、多くの人々はそれがフツーと思っている。
でも、明らかにいかれている。
あ~あまったく、恥ずかしくないのかな。こんなもの作って。
地球の表明に貼り付いて生き延びてきたこれまでの人類と、今しばらくは生きていけるはずの未来の人類に対して、そして生きとし生けるものすべてに対して申し訳ないと思わないのかな。
嘆いたり、怒ったりしたくなるんだ。
でも、アクションをして、みんなと一体感を得て、あきらめてはいけないなとまた、頑張る思いをみなぎらせる。
繰り返し繰り返しやっていくんだ。
総選挙で、訴えていく。日本共産党は気候危機問題を1番に提言として出した。それだけ焦眉の急ということだ。
気候危機を打開する日本共産党の2030戦略│環境・エネルギー・原発│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会 (jcp.or.jp)