生活困窮者・障害者・疾病患者は存在自体が革命的!
横須賀生活と健康を守る会(準備会)の新年会、鍋パーティーは全部で3種類の鍋物をつくって、参加者(23名)でいただきました。野菜を無料で手に入れてくれた方が2人いて、それがすごく助かりました。参加された方は、透析患者さんや、心臓に持病のある人、統合失調症の人など、何らか障害や病気のある人が多かったです。私が普段、相談活動などでつながりを持つ方は、生活困窮者が圧倒的に多く、そういう方々で、病気がある人はあまり社会との接点がなかったり、あるいは少なかったり、限られていたりします。なので、今回は「生活と健康を守る会」ですが、私独自の活動としても、つまり共産党としてや市議会議員としての活動としても、こういう方々が孤立しないで、社会と接点をもつ活動をしていきたいと思います。
障害や病気を持った人は、存在自体がすでに「革命的」だと私は思っています。なぜならば、彼らは世の中に対して強い矛盾を感じているから。その矛盾に時として泣き寝入りすることもあるにせよ、それを飲み込まず、怒りや改革のバネにすれば、世の中は良い方向に向かうと思うのです。前回のブログでも少し触れたとおり、資本主義社会は如何に儲けるか、いかに短時間で効率よく進められるかにかかっている社会です。一緒に鍋物を調理して改めて感じましたが、実に手際が悪い。とうてい、この資本主義社会では「お荷物」。しかし、こういう世の中に一石投じる存在が大事だと思います。
私も2008年にクモ膜下出血で生死を彷徨い、2週間ICUに居ました。最近ではすっかり元気になったので、その時のこともどこ吹く風で、身体を酷使していますが、毎日毎日恐る恐る生きていたことを思い出します。ADLが低く逆にクオリティ・オブ・ライフを常に考えていた日々を決して忘れることなく、活動に頑張りたい。日々会う人々との出会い・ふれあいを大切にしていきたい。
「人が人を思う心が世の中で一番美しい」昨年亡くなった髙倉健さんの言葉です。