大村洋子
大村洋子大村洋子

東日本大震災後の計画停電では本当に困ったとおっしゃっていました。横須賀市内最大規模380床の医療法人眞仁会の人工透析施設を視察しました

人工透析を行いながら、暮らしている友人知人が何人かいます。その方々の話を聴くと週に3回の透析はそれだけでも相当につらいものだと言います。

今回、私は議会の教育福祉常任委員ということで、参加しました。

いただいた資料によると血液透析とは「本来腎臓が行っていた働きを人工腎臓(ダイアライザ)を使って代替する方法。血液中にたまった老廃物を取り除き、水や電解質のバランスを整えた血液を、再び体に戻すこと」とのことです。

直近のデータですと患者さんの平均年齢は69・8歳で後期高齢者の割合は38.1%。じわじわ上がっています。透析歴が40年を超えている方もいて、平均透析歴は9年弱です。

人工透析施設視察2019年 (4)

人工透析施設視察2019年 (5)

人工透析施設視察2019年 (8)

ドクターやナースも強調されていましたが、災害時に水と電気をどう確保するかということが大きな問題だと感じました。

それと建物が機能し水と電気が確保されていても道路が寸断された場合は、どうやってこの場に患者を移動させるかという問題があります。

また、行政の立場から言えば、いかに市民のいのちと健康を守るか、出来るだけ人工透析にならないための啓発と誘導を行うかということだと思いました。