防衛大学校記念式典でジェット戦闘機の展覧飛行は必要か
横須賀は基地のまち。
1865年11月15日横須賀製鉄所鍬入れ。後に横須賀造船所、海軍工廠、今は米海軍基地。
市域には陸・海・空の自衛隊。それと防衛大学校。
横須賀はどう考えても歴史的に基地のまち。今現在も基地のまちだ。
好むと好まざるに関わらず、客観的に基地のまちだ。
今日は防衛大学校の開校記念式典があり、F-2ジェット戦闘機の展覧飛行があり、毎回のことながら中止の要望書を提出した。
過酷な訓練を経て、戦闘機のパイロットになれる・・・テレビでやっていた。
国防という崇高な思いで自衛隊に入る人も多いのだと思うが、どうして人口密集地の上をわざわざ急旋回したりする危険行為をすのだろうか。
展覧飛行はミッションにおいてスクランブル発信するのとは、意味がまったく違うのではないかと思う。
ましてや、つい最近、F-2は接触事故を起こしている。防衛大臣が「人的要因と推定される」と操縦ミスの可能性を示唆しているが、これは何かあった際に、組織的要因やマシンそのものの欠陥ではなく、あくまで、パイロット個人の問題であるという、お決まりの回答なのだが、この帰着のさせ方だとしても、ヒューマンエラーは絶対に避けられないということだ。
基地のまちの上空をジェット戦闘機が展覧飛行。
2014年には低空飛行をしたために多くの苦情が寄せられたことから、展覧飛行は高度を変え、なおかつ事前予告をすることとなった。
爆音が抑えられ、市民に配慮して事前通告したからと言って、本質的な違和感は変わらない。
本当に必要な展覧飛行なのか。市民の安寧を脅かしているとは思わないのか。
今日、初めてお会いした。足をきれいに揃えて挨拶していただいた。