大村洋子
大村洋子大村洋子

今朝、原子力空母ジョージ・ワシントン 離日。

2008年の9月25日に横須賀へ配備された原子力航空母艦ジョージ・ワシントンが、今日、日本を離れる。

ワシントンは当初、9月ではなく、6月か7月頃にはくる予定だった。それが、船内で「ボヤ」騒動があり、配備が遅くなったという経緯がある。(少なくとも私はそのように認識している。)ボヤに『』を付けたのは、事実上ボヤなどという軽微なものではなく、ひどい火災だったからだ。

当時、私は総務常任委員会に属していて、その頃は企画調整部と言ったが、そこの部長と、(その後、市長選挙候補として、現市長とたたかうことになった方)この問題では、そうとう委員会で質疑を交わした。

ワシントンの中には、ダメージコントローラーがいて、このテのことはしっかりと行っているはずだった。しかし、火災の原因はタバコの不始末との報告もあり、天下の原子力空母がこの程度のものか、つまり、船内乗組員の規律の乱れがあるということだが、私は一連の報道に、唖然とした。こんなヤカラが横須賀に来るのか、ひどいなと心底思ったものだ。

ワシントンの離日を前にして思い出すのは、そんなこと。

アメリカは日本のことなどお構いなしに、自分たちの世界戦略を展開する。沖縄であれほど不屈にたたかってる普天間基地「移設」辺野古への新基地建設反対に対しても、日本政府を後ろで操り、諦めない。横田へのオスプレイ配備にしてもふざけた話だ。首都圏の人口密集地に何度も墜落事故を起こしている欠陥機を配備させるなど、正気の沙汰ではない。今度のワシントンからレーガンへの交代にしても、まったく当たり前のように振る舞っているところが私には解せない。これで、日本は独立国家と言えるんだろうか。まったく、こういう話を書きはじめると、憤りで胸がいっぱいになる。

とにかく、ワシントンが去るということは、同時にレーガンが入ってくるということで、こんな傍若無人は許されない。