大村洋子3期目へー① 市民からの相談事・・・とにもかくにも話を良く聴く
私が市議会議員になって、活動する中で最も気を付けていることは、「市民の声をまずは受け止める」ということです。私は正直に吐露すると、「あぁ、この問題は市政と関係ないな」とか「その問題はもう、答えはでてるし、これ以上は無理」と思って、相談を持ちかけてきた市民に対して、結果的にしっかり対応しなかったことがあります。はじめての選挙で落選して、市議団事務局として活動していた頃、つまり、まだまだ力量のない経験値の低い頃はそんなことがありました。
解決するということに、すごく重きをおいていたので、解決の道の観えないものに対して、あまり熱心に取り組もうとしなかったのです。同時に解決もできないことを、もがいて右往左往して、無責任に対応するより、はなからかかわらない方が良いくらいに考えていました。
ところが、何度も何度もさまざまな相談事に対応していると、多くの相談者は解決すればそれにこしたことはないのですが、それよりもまずは話を聴いてくれるということに重きを置いているということに気づきました。中には、「上手くいかないのは分かっている。でも、できるところまででいいから、やってみてほしい。それで、結果を報告してほしい。」という方、さらには「結局、どうなったのか、何も教えてくれないのが一番、不真面目。上手くいかないなら、それでもいいから、言ってほしい。」という方いました。
そうか、市民は私の姿勢を見ているのか、と思いました。
そう、感じてからは、解決しなければ、とか結果を出さなくちゃとかいった実績が一番ではなくなりました。とにかく、よく話を聴いて、そして一緒に考え行動する。出来ることは何でもする。そして結果をしっかり受け止め、さらに何ができるかを考える。
問題の中に悩んでる人と一緒に浸かりきってみるということです。
(時には、公園で相談を聴くこともあります。)