大村洋子
大村洋子大村洋子

2019年度決算審査 ナラ枯れ被害、猿島 市営墓地 市営住宅の駐車場をコインパーキングへ

 

「ナラ枯れ」というのが全国的に問題になっています。一団の緑のなかに赤茶けたモザイクが見えます。紅葉の時期でもないのにこのようなこんもりとした緑の一部が枯れているのは少々グロテスクでもあります。

ナラ枯れ被害久里浜n (2)

ナラ枯れ被害久里浜n (4)

9月定例議会の2019年度決算審査でも質疑しました。横須賀市の場合は2018年度に研究しはじめて、2019年度に予算を付けて施策としました。今年2020年度は2年目となります。

施策としてみたものの執行率は25%程度でした。周知が上手くなかったのか、あるいは他に軌道に乗っていない要因があったのか、そのあたりを質疑していく中で、ナラ枯れの対処が難しいということが浮き彫りになりました。

薬剤をまくと他の健康な樹木にも影響を及ぼすとのことで、枝を払う程度ではダメだそうで、抜本的な対策がないそうです。本当は樹木を切ってしまうのが一番良いそうです。

新聞記事にそんな事が載っていて、林や森からすれば、ナラ枯れの木はアポトーシスされるということなのかぁと変に納得したものです。

林、森、里山は人間の手が適度に入って保たれていくということなのでしょう。

人間の目にはナラ枯れがグロテスクに見えても、それはそれで、自然の摂理なのかもしれません。