夏の平和学習会
「横須賀九条の会・北下浦のつどい」が毎年開催している平和学習会。今年は長崎原爆の被爆者である村山恵子さんのおはなし。
6歳の時に被爆した村山さんのお話はこどもの感性で原爆投下や戦争を語っていた。
「生まれても生きられない」(赤ちゃん)
「苦くて食べられない。草なんか」(何でも口にした)
「死んだ人たちは黒焦げになってお人形さんみたいに小さくなって」
「お腹が空いた、食べたいも言えない」(お母さんの顔色をうかがっていた)
「これが地獄と言うものか」
思い出したくもない、ものだったが、10年前くらいから話しだしたとのこと。今は、依頼があれば、子どもたちを教える先生たちに原爆や戦争の話をしに行くという。
「かけがえのない人の一生」とはよく言うけれど、一人ひとりにその人にしかわからない人生の1ページ1ページがあって、それが戦争というもので十把ひとからげに踏みにじられるのはたまらないなぁと思う。人間には想像力と良心と自覚があるのだから、絶対に戦争だけは止めなければ!