とうとう、居ても立ってもいられなくなりました。横須賀からオスプレイの墜落事故に強く抗議します。
12月13日に沖縄県名護市の海岸浅瀬に米海兵隊の「MV22オスプレイ」が墜落しました。
闇夜に空中給油訓練をして、ホースが翼にあたり不安定になり普天間基地へ帰るところを民家上空を迂回して、海へ墜落したということです。
在沖縄トップのニコルソン司令官は「住宅上空を飛ばなかったことを感謝されるべきだ」「飛行士は英雄だ」と言い放ったとのこと。
こういう事態の際に軍のトップとしては士気にかかわるため、決して謝ったり、迷惑をかけたなどとは言わないのでしょう。
というか、彼らにしてみれば、一事が万事訓練であり、ミッションなのでしょう。夜間の空中給油という高い技術を要する飛行も、それが何らかのアクシデントに見舞われた際の取るべき行動も、ニコンルソン司令官の言葉を考えるに、想定内のことだったのではないかとすら感じます。100億円のオスプレイ一機が大破し、乗組員5人のうち2人が負傷しても、訓練に失敗はつきものであり、日本人が目くじらを立てているが、そんなことはお構いなしで、海兵隊にとってみれば日常茶飯事なのかもしれません。
「kill kill」と叫びながら、殺人マシーンとして訓練を積む海兵隊と私たち日本人との間には、ものすごく深い深い溝があると思います。私はニコルソン司令官の言葉にそれをまざまざと感じます。彼はリーダーシップを常に発揮して、海兵隊を指揮しているのでしょうが、哀しいかな沖縄県民と日本国民の感性を想像する思慮が希薄だったようです。そういう意味では在沖縄のトップとしては失格です。
とにかく、日本がいかに対米従属国家であるかということが、またもやはっきりしました。駐留軍がこれほど傍若無人な言動を繰り返す独立国家ってあるでしょうか。まったく頭にきます!
横須賀も2020年から「C2グレイハウンド」に代わってオスプレイが配備される計画があるといいます。他人事ではありません。冗談じゃないよ!の声を広げて強めていかなければなりません。
市長、副市長に対応していただけなかったので、ピンチヒッターの秘書課長が対応してくださいました。
日本共産党横須賀市議団の3議員
左から井坂なおし議員、ねぎしかずこ議員、大村洋子