年間320億円。政党助成金を止めろ!身を切ると言うなら、まずはここからだ。
今日は、井坂しんや県会議員、3人の横須賀市議団、ねぎしかずこ議員、井坂なおし議員、大村洋子4人で、毎年恒例になっているカンパのお願いに回りました。
どうも日本共産党は資金が潤沢にあると思われていますが、それは大きな間違いです。これは、よく駅頭でも話すことですが、私たちは①しんぶん赤旗の購読料、②党員の党費(収入の1%)③応援してくださる方々のカンパ、この3つの収入でまかない政治活動を行っています。自分の願いや希望、要求を実現する政党にその政党が政治活動するためにカンパをするというのは、ごく自然な形です。私たちはよく「政党助成金も大企業からの献金も受け取らない。」と言います。大企業だって、自分たちの願いや希望や要求があるわけですが、それと個人のカンパはどこが違うのでしょうか。自分の願いをかなえるためという点は同じですが、企業の場合はそれが利益つまり儲けるための条件整備を政治に要求するということではないかと思います。それが資本主義だよ、日本は資本主義国家なのだから、それが真っ当だ。という方がいるでしょう。でも、それを続けてきたから、今のような法人税減税やら、非正規労働者の蔓延、工業や食品製造の部門での偽装、一部の株所有者だけが濡れ手に粟の状況が広がったのではないでしょうか。それとアメリカいいなり。
やはり、お金のことは大きいです。お金で結びつくと大変です。言うことを聞かなくてはならないから、言いたいことも言えないし、間違っていても推進しなければならない。本当に根源的なことだと思います。日本共産党は、お金で首ねっこを抑えつけられていないために、一切どこに対しても媚びへつらう必要もないし、タブーなしです。このタブーなしですというのは、駅頭でも良く言います。言ってて気持ちいいです。
以下は、本日の赤旗、政党助成金についてです。年末になると毎度のことながら、構成員数によって額が変わりますから我が党以外の政党にとってはおおごとのようです。
国民の税金を政党に支給する政党助成金の総額が、1995年の制度実施から今年までの21年間で6631億円に達しました。この間、政党助成金を受け取った政党は35党にのぼり、その多くは助成金を手にすると政策や理念そっちのけの離合集散を繰り返しています。自民党は21年間で総額3044億8800万円の政党助成金を受け取っています。
総務省が今年、自民、民主、公明、維新、次世代、社民、生活、元気、新党改革、太陽の10党に支給した政党助成金の総額は320億1400万円。自民党は過去最高の170億4900万円を受け取りました。
政党助成金は、政治腐敗の“温床”と批判されてきた企業・団体献金の「廃止」を口実に導入されましたが、自民党は企業・団体献金と政党助成金の“二重取り”を続けています。自民党の党本部収入に占める政党助成金の割合は2014年で67・4%。税金に過度に依存する体質に変わりはありません。
日本共産党は、支持政党にかかわらず、国民の税金が各党に配分される政党助成金制度が、憲法が定めた国民の思想・信条を侵すとして一貫して受け取りを拒否し、廃止を要求。政党助成法廃止法案と企業・団体献金全面禁止法案を国会に提出しています。