大村洋子
大村洋子大村洋子

教育委員会教育長選任議案①

上地市政となって、4回目の教育長の選任議案となった。

地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第4条第1項に「教育長は地方公共団体の長が議会の同意を得て、任命する」とうたわれている。これが根拠になって、3年に1度議案として審査される。

教育長選任議案4回の内訳として、1回目から3回目は新倉聡現教育長、今回4回目は新たに生田研一副教育長が選任となった。過去の私たちの態度表明としては1回目、2回目は賛成。3回目は反対した。反対理由は大きく2つあり、1つは美術館という「収集、保管、展示を重んじる知の殿堂」を教育委員会から市長部局へ移管して「集客と収入増の稼げるアイテム」にしてしまったこと。(「  」内の引用は実際に市長との一問一答で私が発言した表現。)もう1つは市内小学校の統廃合の進め方。この2つが反対理由である。

市長と一問一答で質疑を交わす

今回は3回目に反対した新倉現教育長の下で、副教育長を1年3カ月勤めた方なので、新倉現教育長を踏襲するであろう理由から、反対とした。新倉現教育長を踏襲というよりは、市の大きな方針の中で、教育委員会も同じ方向を向いているということだ。同じ方向を向いているにせよ、そのやり方があるじゃないかと私たちとしては言いたいのだ。児童・生徒を中心に据えてものを進めているのかということだ。そしてその同心円状に在る保護者、学校関係者、地域住民、そのような利害関係者(ステークホルダー)の要望、気持ち、気分を大事に受け止めているか、一緒に考え進める対象としてみているのか、ということだ。

とはいえ、もちろん、今後の生田研一新教育長に対して、何でも断固反対と言うわけではない。実際、私たちは生田研一氏に対して、直接、お顔を見ながら「頑張ってください!」と声をかけて、いくらか懇談をし、心根を開陳し合った。少なくとも私はそう思っている。

ともあれ、以上は私の中ではシンプルなことで、すっきりしている。

今回の選任議案の質疑を巡っては、実は1年余に渡って私の中にくすぶり続けたことがあり、一石投じたいという思いがあった。その内容は追って書きたいと思う。

質疑の発言通告書は公式文書として、保存されないので、以下に実際に登壇して読み上げた原稿を掲載しておく。